社会文化研究 第20号
問いとしての「承認」

発行:2018年1月20日
定価:本体1,800円(税別)
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特集 問いとしての「承認」

  • 特集にあたって 赤石憲昭
  • 現代日本社会における承認問題――ホネットの承認論とその展開―― 赤石憲昭
  • 「居場所なく孤立した」子ども。若者の生活社会と承認問題――他者からの直接的承認から「社会権としての生存権」の承認へ―― 富田充保
  • 職場における承認 太田肇
  • 高齢者の社会活動と承認 末永和也

論説

  • フリースクールへの通学定期券制度の準用過程――フリースクールと行政の関連性に着目して―― 田中佑弥

研究ノート

  • 最貧困層の生活実態と外部資金プロジェクトの課題――ブルキナファソ農村調査を基に―― 池見真由
  • 日本統治時代台湾における社会教育を通じた西洋音楽の導入――皇民化運動(一九三六)以前の楽団「台北音楽会」による台北新公園での定期演奏会を中心に―― 陳怡如
  • 和辻哲郎の間柄論における<共同性>と<罪責性>をめぐる一考察 廣田拓

実践報告

  • 「鑑賞=表現一体化」の方法による直接対決の芸術活動――「見たモノレポート発表課題」実践報告―― 原田美穂子