組織構成

組織構成

総会 運営委員会 ○全国事務局(総務、会報、財政、組織、広報)
○編集委員会(年報『社会文化研究』発行)
○研究集会(東部、中部、西部/3部会が1年交代で担当)
○研究大会/大会実行委員会
○国内外の社会文化研究交流委員会
(ドイツ、韓国、アメリカ、フランス、イギリス、日本各交流委員会)

2022~2023年度 役員 (2021年12月選出)

運営委員

・大関 雅弘(西部) 代表(社会学理論) 
・和田  悠(東部) 副代表(社会教育、社会科教育)
・林  美輝(西部) 事務局長(社会教育論・人権教育論)
・南出 吉祥(中部) 年報編集委員長(生活指導論)
・清原  悠(東部) (社会学)
・岡部 拓哉(東部) (サブカルチャー)
・早坂めぐみ(東部) (教育社会学・教師教育)
・加野  泉(中部) (社会学、ジェンダー論)
・笹谷 絵里(西部) (小児保健・看護、医療史、生命倫理)
・赤石 憲昭(中部) (哲学)
・石本啓一郎(東部) (教育心理学)
・篠原眞紀子(西部) (障害学、音楽教育学)
・狩野  愛(中部) (アート、メディア文化研究)
・秋山 展子(東部) (社会福祉)
・熊本 理抄(西部) (複合差別論、マイノリティ運動研究)

ドイツ交流委員会

  社会文化学会には世界各地域における社会文化運動・研究に関する調査、研究協力、経験交流のための委員会が組織されている。そのひとつがドイツ研究・交流委員会で、ドイツ連邦共和国をはじめとしたドイツ語圏におけるSoziokultur運動との研究・交流を進めてきている。

 ●委員会の責任者
谷 和明

 ●連絡先

    〒183-0034 東京都府中市住吉区5の10の3
東京外国語大学留学生日本語教育センター 谷和明研究室気付
TEL:042-365-0311
FAX: 042-368-0393

ドイツ交流委員会のホームページ

韓国交流委員会

◆これまでの活動から

文化政策国際シンポジウム(ソウル)報告

 5月初め韓国文化政策開発院の招聘でソウルを訪問し、同院が文化観光省と韓国文化芸術基金の後援を得て開催した国際シンポジウムで、日本の文化政策の動向について報告してきました。

 文化政策開発院は文化観光省文化政策局の下に1994年設置された研究機関で、本学会とも97年以来交流があります。今回も、それを背景に本学会での韓国との研究交流の中心となっている吉田正岳さんに打診があったのですが、多忙で都合がつかないため、私が代役で出席したわけです。シンポジウムでは日本の社会文化学会代表としても紹介されました。

 シンポジウムのテーマは
「グローバリゼーションと文化の多様性(cultural diversity)―世界の文化政策」

と いうもので、5月3日の午後、都心のプレスセンター19階にあるプレスクラブを会場に、開発院所員をはじめとした文化政策関係公務員、研究者、大学院生な ど100名以上が参加していました。報告者は4名で、30分の報告後に20分間コメントと質疑の時間をとるというかたちで進行しました。事前に英文とハン グル訳を併載した報告集が準備されており(事前の英文原稿督促が非常に厳しく四苦八苦したのですが、その理由が印刷製本された報告集を見て納得できまし た)、報告・討論は英語とハングル間の同時通訳で行われました。

 報告者とタイトルは以下の通りです。

韓国:
金キョンドン;ソウル大教授(社会学)「韓国における文化政策――現状と将来の方向」

ドイツ
:Bernd Wagner;文化政策学会副事務局長・文化政策研究所長(この人は旧知の人物です)「新たなる挑戦と対応――グルーバル時代のドイツ文化政策」。

フランス:
Guy Saez;ピエール・メンデス大学政治学研究所長「グローバリゼーションに直面したフランスの不確実性――文化の抗議の終焉に向かうのか」。

日本:
谷 和明「文化政策のルネサンスか社会教育の危機か――現代日本社会における公民館の構造転換」。