社会文化研究 第25号
教育への権利と社会文化―新自由主義時代の経験を問う

発行:2023年2月20日
定価:本体1,800円(税別)
最新号(第25号)は晃洋書房が発売元となり、全国の主要書店や大学生協及びインターネット書店にてご購入頂けます。

目次

特集 教育への権利と社会文化――新自由主義時代の経験を問う

  • 特集にあたって 和田悠
  • 寄稿 新自由主義時代の教育経験をいかに問うか 児美川孝一郎
  • 寄稿 困難な場所から社会的課題に立ち向かう力―夜間定時制高校の実践を土台にして 平野和弘
  • 寄稿 塾の戦後史から考える教育への権利 早坂めぐみ
  • 寄稿 こがねはら子ども食堂の冒険―経験的居場所論 高橋亮

論文

  • 個人化社会におけるコミュニケーションスキル 一九七四年~二〇一九年までの会話ハウトゥ本を分析資料として 桶川泰
  • トランスナショナルな移動で形成される異議申し立てのコミュニティ―DIY文化における木版画コレクティヴ 狩野愛
  • 集団主義を核心とした中国型「公共圏」—上海封鎖期間(2022.3.28―)のWeiboの輿論表現を事例として 桑艶
  • 支援資源は地域においてどう調達されているか―地方都市における〈居場所づくり〉実践のアイデンティティ・ワークを事例に 滝口克典
  • 現代社会を回復プログラム「12ステップ」によって生き抜く人びとの意味世界の変容プロセス―「ひきこもり・生きづらさ」の問題経験に対して「12ステップ」を活用し始めた人々へのインタビュー調査を通じて 利根川健
  • シニア演劇参加者の参加動機に関する一考察―東海地方で活動するシニア劇団を事例として 中山佳子

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