社会文化研究 第26号
生活実践に根差した政策と社会文化
目次
特集 生活実践に根差した政策と社会文化
- 特集にあたって 大関 雅弘
- 〔寄稿〕釜ヶ崎という地名が表象するもの――西成における今宮からあいりん、新今宮に至る地名利用の歴史地理―― 水内 俊雄
- 〔寄稿〕 井の中の蛙、現場の言葉は届けられるのか。――釜ヶ崎と飛田のあいだの商店街で15年働き、そこにいることの言葉のならなさ。もれ。―― 上田假奈子
- 〔寄稿〕釜ヶ崎における「住まわれた記憶」の文化装置とジェントリフィケーション 中俣 保志
- 〔寄稿〕ジェントリフィケーションと徒歩圏内の実践――大阪の〈地域アート〉を手がかりに―― 中西 美穂
- 〔寄稿〕共助の担い手の組織アイデンティティとその変化――地域防災活動における連携事例を手掛りに―― 加野 泉
- 〔寄稿〕コンフリクトの実態と課題 野村 恭代
論文
- 農外就業にみるエスニック・アイデンティティ維持のメカニズム――中国雲南省鶴慶県のペー族1村落の事例―― 雨森 直也
- バトラーはボーヴォワールをいかに誤読したか――「規範としてのジェンダー」と「自由としてのジェンダー」―― 古川 直子
研究ノート
- 奥地圭子と民間教育運動――『ひと』掲載の授業記録における子どもとの関係性に着目して―― 田中 佑弥
学会年報『社会文化研究』投稿・編集規約
編集後記・執筆者一覧