社会文化学会 夜カフェ 第1回
2024/4/6

この度、「論文ができるまで」というテーマで、「社会文化学会 夜カフェ」の第1回を開催したいと思います。「論文の書き方」に関する書物は沢山ありますが、具体的な論文に即したものではないことが多く、どうも抽象的な理解になりがちかも知れません。また、完成した論文だけでは、著者がどこに苦労したのか、どういうことを心がけているのかという点も分からないことが多いでしょう。さらに、私たちが論文を執筆する際には、他の生活とのバランスや研究環境の問題と切り離して考えることはできないでしょう。今回は、実際に『社会文化研究』に掲載された論文について、加野泉さんにお話をお願いし、加野さんがどのようにして書き上げたのかという点について、お話を聞かせて頂くとともに、皆さんの論文執筆に関する悩み等等が共有できればと考えています。開催日・参加方法は下記の通りです。

◆話題提供者及び論文
加野泉「共助の担い手の組織アイデンティティとその変化―地域防災活動における連携事例を手掛かりに」『社会文化研究』第26号(2024年)

◆話題提供者プロフィール
育児と仕事の両立に悩んだことをきっかけにジェンダー研究の道へ。2014年、名古屋大学大学院国際言語文化研究科満期退学。2017年、博士(学術)。同年、名古屋工業大学に着任後は、女性活躍支援事業、ダイバーシティ教育に従事。

◆開催日時
2024年4月6日(土)19:30~21:00

◆開催方法:オンライン(Zoom)

◆参加資格:社会文化学会会員
※論文を事前に読んでおいてください

◆参加方法:事務局までお問い合わせください。

◆主催 ・ お問い合せ
社会文化学会研究委員会(担当:林美輝)